« SIGMA Photo Pro 6.2.1とdp2QファームウェアVer.1.05がリリース | トップページ | 24mmレンズ »

2015.02.27

FREEシステム

20150227dfa_1
PENTAX K-3 / smc PENTAX-D FA Macro 50mmF2.8

デジカメWatchに「D FA MACRO 100mmF2.8購入記」が掲載されていますね。
発売されてからずいぶんと経ち、利用者も多いレンズについてあれこれ語るのはとても難しいと思います。そこに独自の切り口でチャレンジされた写真家の大高隆さん凄すぎですヽ(^▽^)ノ
作例も街中スナップが多くて嬉しいですよ。

ご存知のようにD FA Macro 100mmF2.8 WRは、最短撮影距離にフォーカスした場合にレンズ全長分近くがさらに「にゅうぅうう」と繰り出されます。最近の中望遠マクロレンズはインナーフォーカスが多くなってきてますが、本レンズはきわめてオーソドックスな全群繰り出しな光学系のように見えます。
が、実は後玉1枚が固定されてまして、それ以外の前群が繰り出されるフローティングフォーカスの一種「FREEシステム」(Fixed Rear Element Extension、後群分離型フォーカシング)だったりします。

20150227dfa_2
PENTAX K-3 / smc PENTAX-D FA Macro 100mmF2.8WR

全群繰り出しタイプのレンズでは、撮影距離により各種収差が変動します。特に最短撮影距離付近になると急激な像の劣化が見られたりしますね。

FREEシステムの場合、あらゆる撮影距離での収差変動が抑えられ描写性能の変化が少なくなるそうです。
ちなみにペンタックスのレンズでは本レンズの他にDA35mm Macro LtdやFA77mm Ltdに採用されてますね(確かA400mm F5.6やA★85mm F1.4、FA Soft 85mm F2.8なんかもFREEシステムだったような。あ、D FA Macro 50mmはFREEシステムじゃなかったりします)。ペンタ以外だとVoigtländerのMacro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SLなんかもそうですね。

もちろんFREEシステムにも弱点がありまして、大口径レンズのような巨大で重い前玉を持つレンズの場合はフォーカスリングを回すのにすんごいトルクが必要になってしまいAFはほぼ不可能、可動部分も多いので壊れやすかったりなどなど…ペンタらしい軽量コンパクトなレンズに有効なシステムだったりします(^^;)

FREEシステムについては大高さんの記事でもさらっと触れられてますが、できることなら最近流行のインナーフォーカスなレンズとの対決とかも読んでみたいですよ。ワーキングディスタンスやら描写やら、どちらも一長一短がありますから。

|

« SIGMA Photo Pro 6.2.1とdp2QファームウェアVer.1.05がリリース | トップページ | 24mmレンズ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17370/61204515

この記事へのトラックバック一覧です: FREEシステム:

« SIGMA Photo Pro 6.2.1とdp2QファームウェアVer.1.05がリリース | トップページ | 24mmレンズ »