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2016.08.20

LAOWA 105mm F2.0 (T3.2) Bokeh Dreamer

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PENTAX K-1 / Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100mm ZK

「中華STF(Smooth Trans Focus)」とあだなされる中国製レンズ「LAOWA 105mm F2.0 (T3.2) Bokeh Dreamer」のKマウント版を、つい勢いでゲットしてしまいました(笑)
この暑さが悪いんですw

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PENTAX K-1 / Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100mm ZK

このレンズは、レンズ周辺にいくほど透過光量を低下させ、ボケ像の輪郭をぼかすことにより滑らかで美しいボケを作り出す「アポダイゼーションフィルター」を装備しています。前玉方向からレンズ内をのぞき込むと、上の写真のように周辺部が暗く、中心部が明るいのがわかります。
STFと言えば、ミノルタ時代からある「SONY 135mm F2.8 [T4.5] STF」が代表的なレンズですね。


最近では富士フイルムの「Fujinon XF56mm F1.2 R APD」が登場しました。これは世界初のオートフォーカス搭載STFレンズです。

LAOWA 105mmはSONY STFと同じくマニュアルフォーカス、マニュアル露光なレンズです。

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iPhone 6

箱を開いてびっくりしたのがこの「真空パック」(笑)
レンズが真空パックされてるのってはじめて見ました。


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PENTAX K-1 / smc PENTAX-D FA Macro 100mm F2.8 WR

STFレンズ特有なのが「絞り」です。被写界深度などを決める通常の「絞りリング」(奥の方でより絞り込んでいる方。変化は「F値」で表されます。F2〜F22まで絞れます)に加え、光量を調整する「光量調整絞りリング」(手前の方。変化は「T値」で表されます。T3.2〜T8まで絞れます)があります。なお、日本語マニュアルには「同時使用しないように」との注意書きがありました。ま、そりゃそうですよね。


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PENTAX K-1 / Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100mm ZK

通常の「絞り」は8枚羽根。最新レンズではありますが、円形絞りではありません。「Bokeh Dreamer」を名乗るなら、このあたりにもこだわって欲しかったところですが…
ちなみにSONY 135mm STFは9枚羽根と多く、Fujinon XF56mm APDは7枚羽根ですが円形絞りです。
通常の絞りなので各絞り値の場所にクリックストップがあります。
日本語マニュアルには「スチル撮影時に適しています」とありました。


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PENTAX K-1 / Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100mm ZK

「光量調整絞り」は14枚羽根。いや〜、こんなに枚数の多い絞りは久しぶりに見ました☆
ちなみにこの絞りは前群のすぐ後ろにあり、T3.2〜T8まで連続で変えられます。
日本語マニュアルには「動画撮影時に適しています」とありました。


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PENTAX K-1 / Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100mm ZK

フォーカスは前群繰り出し式。やはり大口径中望遠レンズはこうでなくちゃ!
鏡筒が長く、その内部で前群が移動します。このため,レンズの全長は変化しません。まるでインナーフォーカスみたいな感じです。


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PENTAX K-1 / smc PENTAX-D FA Macro 100mm F2.8 WR

私の場合は接写を多様するため、オート接写リングを取り付けようとしましたが…できませんでした…
絞りを動かす爪の形などがオリジナルとは微妙に違います(左がLAOWA、右がFA135mm)。このあたりにオート接写リングとの相性問題があるのかも…

あ、手元にある*ist Dをはじめ全てのPENTAXデジタル一眼レフカメラボディには問題なく装着できました。ただし、PENTAX LXにはオート接写リングと同じく装着できませんでしたよ…

PENTAXの古いフィルム一眼レフの場合,注意が必要ですね。


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PENTAX K-1 / LAOWA 105mm F2.0 (T3.2) Bokeh Dreamer

さてさて、実写です。

絞り開放、光量最大ですよ。
「Bookeh Dreamer」の名称はダテではありあせんね。ふつくしい☆
中心部のシャープさも素晴らしいものがあります。
最短撮影距離は0.9m。このクラスのレンズならこんなものでしょうか。個人的にはもう一声欲しいところですが(^^;)

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PENTAX K-1 / LAOWA 105mm F2.0 (T3.2) Bokeh Dreamer + Kenko PRO1 Digital AC Close-up No.3

というわけで、クローズアップレンズを装備。
余分な光学系を追加したこともあり、少しばかりシャープさが失われていますね。


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PENTAX K-1 / LAOWA 105mm F2.0 (T3.2) Bokeh Dreamer

まずは光量はT3.2開放固定でF値を変えて。
上からF2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16、F22です。
アポダイゼーションフィルターの効果により、玉ボケの輪郭がボケているため,絞りの形が目立ちませんね。よ〜く見ると少し角張ってはいますね。

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PENTAX K-1 / LAOWA 105mm F2.0 (T3.2) Bokeh Dreamer

気になるのは光量変化させた際の写りの違い。絞り開放でその変化を見てみました。
上からT3.2、T4、T5.6、T8です。
「光量調整絞り」を目一杯絞ったT8のボケ方は、通常の絞りF5.6くらいでしょうか。
まぁ基本的にあまり絞らず、ボケを楽しむレンズですから

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PENTAX K-1 / LAOWA 105mm F2.0 (T3.2) Bokeh Dreamer

完全マニュアルなレンズなので、EXIFとかに絞りなどのデータは記録されません。
実は撮ってから「あぁ、そうだった…」となりました(笑)
基本的には絞り開放、絞りを変えた時はメモを取りましょう☆

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PENTAX K-1 / LAOWA 105mm F2.0 (T3.2) Bokeh Dreamer

まぁこのレンズはポートレートとか比較的近距離の被写体が中心になるでしょうね。
なので、遠景とかはちょこっとしか試していません。
まぁ機会があれば何かアップしてみます。

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