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2016.11.13

「Roland Vocoder VP-03」ミニレビュー

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PENTAX K-1 / Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100mm ZK

すべては勢いです…勢いなんです…

Rolandの新しいボコーダー「Roland Vocoder VP-03」をゲットしてしまいました(笑)
ネットでたまたま目にして、その3分後にはポチっと…

すべては勢いです…勢いなんです…

このVP-03は、アナログ回路をパーツレベルからモデリングする「ACB (Analog Circuit Behavior)」テクノロジーにより、往年の名器「Roland VP-330 Vocoder Plus」を完全再現したミニユニットです。

ちなみに電池またはUSBバス電源で動作し、ミニスピーカーやステップシーケンサーも搭載してますよ。

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PENTAX K-1 / Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100mm ZK

「VOCODER」セクションはいたってシンプル。
マイクからの音量を調節する「LEVEL」スライダー、音色を調整する「TONE」スライダー、そしてコーラス効果を加える「ENSEMBLE」スイッチだけです。

これに「DIRECT MIC」スライダーによりマイクからの音声を加えたり、他と共用する各種「VIBRATE」スライダーによりビブラートを追加したり、これまた他と共用の「RELESE」スライダーで鍵盤を離してからの減衰を調整できます。

もちろん、リボン・コントローラーなどを使ってピッチ・シフトもできます。

YouTubeにRolandが作成したクイック・スタートがあったので、それへのリンクを貼っておきます。
実際の音色はそちらで聴いてみて下さい。

Roland Vocoder VP-03 Quick Start Chapter 3: Vocoder

ソフトウェアボコーダーなどと比較し、極端な音色変化はできませんが、それで良いんです。VP-330を再現してるんですからね!

実際に演奏すると、Yellow Magic Orchestraの「Technopolis」や「Behind the Mask」まんまな音色!感激しちゃいました(笑)

VP-330の特徴である、きわめて明瞭な発音もそのまま。現在でも最高のボコーダーと言われているだけの事はありますし、それを完全再現しているVP-03は最高ですね♪

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PENTAX K-1 / Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100mm ZK

外部への出力はステレオミニジャックの「OUTPUT」と「PHONES」、USBコネクタがあります。
USBコネクタはパソコンとのMIDI接続や音声出力はもちろん、電源入力も兼ねています。
あ、もちろんMIDIのOUTとINもありますよ。

「VOLUME」つまみは内蔵スピーカーの出力調整用です。

なお「MiC IN」は操作パネル面にあり、付属のマイクや他社製マイクを接続できます。

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PENTAX K-1 / Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100mm ZK

VP-03はボコーダーの他に、アナログシンセ感炸裂な「STRINGS」と電子的に声を合成した「HUMAN VOICE」も搭載しています。もちろんこれらをミックスしての出力可能です。

「STRINGS」セクションはアナログシンセのノコギリ波をベースにした音色です。
他とは独立した「ATTACK」スライダーと「TONE」スライダー、他と共用の「RELEASE」スライダーで音を調整できます。

Roland Vocoder VP-03 Quick Start Chapter 4: Strings

最新のデジタルシンセやサンプラーのストリングス系の音色とは異なり、いかにも「合成」して作ったある種チープ感のあるアナログシンセならではな音色ですね。

「HUMAN VOICE」セクションには男声8’と女声4’の2つのプリセットがあり、他と独立した「ATTACK」スライダーと他と共用の「LELEASE」スライダーで音の鳴り方を調整できます。また独立した「ENSEMBLE」スイッチもありコーラス効果を加えることができます。

Roland Vocoder VP-03 Quick Start Chapter 5: Human Voice

まぁ人っぽい音色です(笑)
だがそこが良い!!


VP-03は、25鍵のミニキーボードユニット「K-25m」と合体させることができます。

Roland Vocoder VP-03 Quick Start Chapter 1: Installation on K-25m

…えっと…VP-03とK-25mをつなぐコネクターはちょ〜っと刺しにくいです。少なくとも私は、このビデオのようにささっと取り付けできませんよ…というか、とっても時間がかかりました(^^;)

K-25mは、まぁコンパクトで良いのですが、さすがに鍵盤数が少な過ぎますねぇ…
VP-03は、複数のボタン操作によりオクターブを変更できます。ですが、オクターブ変更専用のキーがないので、K-25mだけだと演奏しにくいですね。

VP-03はキーボードなしのドック「DK-01」にセットし、MIDIケーブルを介して使いやすく鍵盤数の多いMIDIキーボードに接続する方が良いと思いますね。

正直、私はちょっぴり後悔しております(笑)
まぁK-25mとの組み合わせは、デザイン的には最高ではありますが。


最近ではいろいろなシンセの付属機能としてボコーダーが内蔵されています。このため、VP-03のような専用機はちょっとお高い感じもしますね。
ですが、ボコーダー好きなら買って損のない製品ですよ!(…と自分に言い聞かせてます…)

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